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雛人形は誰が買うの?
雛人形は誰が買うの?と訊かれた。
昔は、桃の節句になると妻側の親が雛壇や雛人形を購入して贈ったものだった。
または、妻が実家で使用していたものを嫁ぎ先に持参して生まれた女の子に贈った。
そういう習慣も今は廃れたというか、婚家の特に義母の対応によって大分変化した。
因習をあくまでも守ろうとする義母もいれば、まるきり頓着しない人もいる。
あくまでも実家で買うのが筋だと思う人は、そうそういなくなったと思う。
こういう習慣を知らず、夫側の親が買う事も珍しくない。
両家と子供の両親がそれぞれ費用を出し合って買う場合もある。
要するに事前に十分に話し合って柔軟に対処すれば良いのだ。
古い習慣に囚われて仲違いするようになっては本末転倒だ。
雛人形は誰が買うの?と訊かれたら、お金持っていて買いたい人が買えば良い(#^.^#)。
男兄弟しか知らない両家の祖父だったら、多少無理してもお金を出し合うだろう(^◇^)。
そもそもの桃の節句の起源は平安時代に遡る。
五節句の内の上巳(じょうし)の節句(陰暦3月3日)に、
貴族が季節の節目の穢れを祓う大切な行事が、
後に桃の節句になったものだ。
もともとは薬草を摘み、その薬草で身の穢れを祓うことがはじまりだった。
健康祈願と厄除けがはじまりだった。
それがいつか貴族から武家社会に伝わり、金持ちの商家、庶民にまで広まったものだ。
第一、関東雛と京雛では、男雛(お殿様)と女雛(お姫様)の立ち位置が違う。
関東では向かって左が男雛で、向かって右は女雛になっている。
本来、上位は向かって右(お雛様の左)だから男雛はその位置になる。
(ジェンダーになるか( ゚Д゚)。
京雛はそうなっている。それが関東雛のように飾るのが一般的になったのは大正天皇に由来する。
即位式で、洋装の大正天皇が男が向かって左の西洋のマナーに
従ったために、これが以降一般化されたものとされている。
こんな風に習慣やマナー、ルールはどんどん変化する。
今ではディズニーやリカちゃんの雛人形もある。
女の子も、昔風の雛人形よりそっちの方が喜ぶのでは?
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