12.EMPIRE(クロムハーツ帝国)
CFDA賞を受賞してから20年以上が過ぎた現在。
クロムハーツは一種の巨大なコングロマリットになっている。
現在扱っているのはボタン・ファスナーだけでない。
ペンダントや指輪はもとより、ブレスレット、ネックレス。
Tシャツ、ジャケットや手帖やマナイタ(?)、
子供用製品、幼児用品など多種多様な商品を
扱い販売している。
まるで一時期のサンローランのような様相を
呈しているが、人気の衰える気配はない。
創業からのポリシーである手作りを堅持しているので、
商品数が少なく需要があっても供給が追い付かない。
人気があっても入手しにくい状況になっている。
いわゆる飢餓市場を維持している。
ワイドな商品構成。ナローな商品数。
そのため、クロムハーツブランドは、
コアでタイトなポジションをキープしている。
その様相を「クロムハーツ帝国」と
呼ぶ事に、誰が抵抗できようか。
英語のサイトを覗いていたら、こんな一文を見つけた。
This brand founded in 1988 by Richard and Laurie Stark.
意訳すれば
“クロムハーツは1988年、リチャードとローリーの夫妻によって創立された“
と言う事になる。
通説とは微妙に違う内容だ。
もう少し、英語のサイトも熱心に見るようにしよう。
新しい情報を得る事ができるかも知れない。
12.EMPIRE(帝国)関連ページ
- 1.CONCEPT(基調)
- シルバーアクセサリーにとどまらず、今や多種多様なアイテムを築き上げたリチャード・スターク。帝国完成までの軌跡。そのコンセプトとは?
- 2.PROFILE(横顔)
- シルバーアクセサリーにとどまらず、今や多種多様なアイテムを築き上げたリチャード・スターク。彼の横顔とは?
- 3.ADOLESCENCE(思春期)
- シルバーアクセサリーにとどまらず、今や多種多様なアイテムを築き上げたリチャード・スターク。その思春期。
- 4.CHANCE MEETING(邂逅)
- シルバーアクセサリーにとどまらず、今や多種多様なアイテムを築き上げたリチャード・スターク。皮革との出会い。
- 5.HISTORY(沿革)
- シルバーアクセサリーにとどまらず、今や多種多様なアイテムを築き上げたリチャード・スターク。帝国完成までの沿革。
- 6.CHROMEHEARTS RISING(創業)
- シルバーアクセサリーにとどまらず、今や多種多様なアイテムを築き上げたリチャード・スターク。創業。
- 7.TURNING POINT(転機)
- シルバーアクセサリーにとどまらず、今や多種多様なアイテムを築き上げたリチャード・スターク。転機。
- 8.EYEWEAR(眼鏡)
- シルバーアクセサリーにとどまらず、今や多種多様なアイテムを築き上げたリチャード・スターク。眼鏡業界への進出。
- 9.PROCESS(工程)
- シルバーアクセサリーにとどまらず、今や多種多様なアイテムを築き上げたリチャード・スターク。眼鏡の製造工程。
- 10.LOVERS(信者)
- シルバーアクセサリーにとどまらず、今や多種多様なアイテムを築き上げたリチャード・スターク。クロムハーツ眼鏡の信者。
- 11.MOTIF(主題)
- シルバーアクセサリーにとどまらず、今や多種多様なアイテムを築き上げたリチャード・スターク。クロムハーツには様々なモチーフがあります。